ちゃんプラ製作所(*´・∀・`*)ノ

素人のガンプラ知識の披露の場です。趣味でやっている人や初心者の方の参考になるような情報を提供することを目標としています。

HG 1/144 ガンダムG-エルス 製作レビュー 初心者必見!?超簡単、捨てる予定のシールの余白でお手軽ディテールアップ編

今回レビューするのは、いつもおなじみバンダイから2020年3月21日発売の新商品、

ガンダムG-エルス!!

アニメ、ガンダムビルドダイバーズの外伝?のガンダムビルドダイバーズブレイクに登場する機体だそうです。ビルド系は正直そこまで詳しくないというか、オジサン追いつけてないので、この機体に関しては深くは知りませんが、見た感じでわかるのはこの機体はGのレコンギスタの主人公機、G-セルフのリデコアイテムだということはわかります。ちなみにオジサン、Gのレコンギスタも深く知らないですけどね…。Gレコの放送当時、夜勤ありの変則シフトの仕事をしていたのであんまりアニメ見れてなかったね。ガンダムなのにエウレカセブンのようなキャラデザなのは知ってる。いずれ見よう。

f:id:hanagedetell5963:20200325060605j:imageG-セルフのリデコアイテムということで、このキットはほぼG-セルフのランナーと共通です。完成後のあまりパーツを見たら、黒いG-セルフが作れるんじゃないだろうかと思えるほどしっかりとGーセルフです。
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f:id:hanagedetell5963:20200325060531j:image上記のランナーがG-エルスのための新規造形パーツです。特徴的な両手両足のクロー状の装備や、G-セルフからデザインが変更された頭部や肩のパーツなどが上記のランナーで表現されています。原作を知らないので完全に想像ですが、たぶん悪役ガンダムなんでしょうね。独特な見た目のG-セルフをゲテモノ悪役機のG-エルスとしてデザインされたのではないでしょうかと全部想像で書いております。別に原作知らなくてもガンプラは作れるので見た目が気に入ったキットを購入することをおすすめします。私の知り合いにはゲーム(エクバ?マキブ?)はやるけど、アニメのガンダムは見たこと無いって人もいたぐらいです。ガンダムに詳しい必要は全くありませんとこんな中途半端なところに書いておきます。
f:id:hanagedetell5963:20200325060534j:imageキットの内容物で今では珍しいタイプのサーベルのクリアパーツを発見しました。これ確かガンダムSEEDとかやってた頃のHGについてたサーベルだと思います。ランナーにも2005年って書いてあったので15年前の金型でいいんでしょうね。懐かしく思いました。今の1/144スケールのキットに同梱されているサーベルと何が違うかというと目に見えて長さが違うんですよ。今のサーベルの3分の2ぐらいの長さかなぁ。私はこの古い方の長さに馴染みがあるから今のサーベルは長えなとずっと思ってて最近やっと慣れたぐらいでした。慣れるまでサーベルを短くカットしてたぐらいですしね。このぐらいの長さがちょうどいい派なので、これが新発売のキットから出てきたのがちょっと嬉しかったです。

今回のキットも、そんなに時間をかけずにサッと仕上げたいので塗装はしません。素組み、スミ入れ、つや消しトップコート仕上げの予定ですが、このG-エルス、シールが多いんですよ。それに各所にクリアパーツがあります。ということでちょっとでも完成度を上げるためにシールのいらない部分(余白)を使用してのお手軽ディテールアップをしてみようと思います。シールの余白は銀色なので意外と使えるんですよ。別途ホイルシール?など買わなくてもこの捨てる部分を再利用出来ればと思うのでやってみます。それ以外にも少しでも完成度が上がってディテールアップに繋がりそうなことをやってみます。

まずは胴体ですが、真ん中にクリアパーツを付けるのですが、さっそくシールの余白の登場機会です。クリアパーツの後ろにデザインナイフでそれっぽく切ったシールの余白を貼ります。その後クリアパーツを被せます。これで終わりです。これでここに光を当てたら貼り付けたシールの余白が光に反射して、撮影の際にクリアパーツが光ってるような感じになる気がします。うまくいけば若干インスタ映えします。元々クリアパーツ被せる前に既存のシールを貼る指示があるパーツは多いですが、全部ではないので何もないところにクリアパーツを被せるよりはこのひと工夫で若干完成度が上がります。簡単ですし、元々捨てるつもりのシールの余白を利用するのでとても安価で出来ます。おすすめです。
f:id:hanagedetell5963:20200325060507j:image次も胴体で、このG-エルスは胸のダクトカバーが別パーツで整形されてますので、そのパーツをはめる前に、シールの余白を切って貼ってしてみました。ダクトカバーをはめて見える部分が銀色に見えればいいので、ピッタリサイズに切り取る必要はありません。これだけであたかも部分塗装したかのように見える気がします。もちろん塗装すればいいのですが、塗装はそこまで簡単ではなく慣れが必要です。しかしシール貼るだけならだれでもできますし、銀色なので光が反射してちょっと派手に見えます。筆塗りでこれをするよりも確実に楽な方法だと思います。
f:id:hanagedetell5963:20200325060517j:image胴体パーツには安全のためのフラッグがありましたので、ここはカットしました。MGスケールだと結構パーツが尖っていますが、それより対象年齢が下がるHGスケールはこのフラッグが主にアンテナについています。原則としてプラモデルは子供のおもちゃなので安全には気を使われています。しかし私はオッサンなのでここは自然に尖らせます。やりがいポイントです。むしろガンプラ製作の基本です!
f:id:hanagedetell5963:20200325060552j:image胴体が組みあがった段階ではシールの余白がそこまで活きている気はしませんが、完成後は違いが出てきます。要はインスタ映えです!
f:id:hanagedetell5963:20200325060543j:image頭部は元キットのG-セルフの特徴的なナナメ前に突き出ているアンテナ。その下に尖った髭状のアンテナが新規造形。シールによる各所の色分け再現されています。そしてカメラである目が4つあるというG-セルフをさらに特徴的なフォルムに変更した造形となっております。
f:id:hanagedetell5963:20200325060537j:imageアンテナの安全フラッグはカットします。シールが細かく用意されており、頭部においては平面ではなく、曲面や目のボコボコした部分に貼るので、急いで適当に貼らずにゆっくり慎重かつ丁寧に貼りましょう。顔の部分なのでここで貼るシールがズレているとかなり間抜けな感じになりますので、曲面へのシール貼り付けは割と難しいですが頑張りましょう。

次は腕の部分ですが、元G-セルフのバックパックの翼だと思われるものにいらないピンがついています。G-セルフではここに何かつけるんでしょうがG-エルスではここは使いません。使わないピンを残してても意味ないですし、翼の真ん中にピンがついているので見栄えが悪いと思いました。なのでこのピンは切り取る事にしました。
f:id:hanagedetell5963:20200325060601j:imageピンをニッパーで切って、その面が平らになるようにカッターやデザインナイフで削り、その後紙ヤスリで面を整えます。翼をまっすぐ溝が引かれているので、ピンのあった場所の溝も彫ってつなげます。この時私はタガネという大工道具を使用しました。タガネ自体はコーナンなどホームセンターでも買えますし、プラモデル用のタガネも販売されています。のちに自分のガンプラに自由に溝を彫るスジボリというものがしたい方はプラモデル用のタガネを準備しましょう。私はコーナンで売ってた大工用のタガネを今は使っていますが、スジボリを頻繁にするようになったらスジボリ堂さんだったかのヤツを買おうと思ってます。溝を彫り、繋がったらスミ入れをすればそこまでは目立たないようになります。
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f:id:hanagedetell5963:20200325060504j:image腰のフロントスカートはHGだと繋がっていますが、当たり前のように切り離しましょう。フロントスカートが左右別々に動いた方がもちろんインスタ映えしますよね!フロントスカートの真ん中の軸にボールジョイント的な丸い部分があればつけた際に外れる心配もありません。軸の真ん中が下の写真の様になっていないでまっすぐの軸の場合は工作が難しくなりますので、切る必要はありません。10年以上前のHGキットじゃなければ今回と同じようにフロントスカートを左右切り離すことが出来るはずです。
f:id:hanagedetell5963:20200325060557j:image脚部をちょっと派手さを足したかったので、この六角形のくぼみにまたもやシールの余白を貼りました。フリーハンドで切り出すのは多少難しそうなので、紙に移して切り抜き、ガイドの様にしてシールの余白をデザインナイフで切り出しました。多少切り出したサイズにズレはありましたがそこまで気にならなかったのでうまくいった気がします。この部分が脚の後ろ側なので後ろ姿が若干インスタ映えするようになりました。
f:id:hanagedetell5963:20200325060528j:imageこれも脚部のパーツですが若干寂しかったのでシールの余白貼りました。シールの余白はまだまだあるのでもっと貼ってもよかったですね。
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f:id:hanagedetell5963:20200325060510j:imageこのキットは持たせる装備がビームライフルのみで腕や足の先がファンネルの様に飛ぶ設定の機体なんでしょうね。腕のパーツにビームサーベルの刃を取り付ければサーベル展開状態にも出来ます。こういう背負い物無しで武器も少なくシンプルな構造のガンプラは自立させることが容易なので台座要らずなところもポイントですね。私は撮影のために台座に載せますが、飾っておく際は無くてもいいかもしれないですね。どちらにせよガンプラは安定した場所においてディスプレイしましょう。

黒いパーツがゴキブリみたいに黒光りしててもカッコいいと思ったので、光沢トップコートを使用するかちょっと悩みましたが、つや消しトップコートにしておきました。これでマットで高級感溢れる仕上がりですね。トップコートは本当に大事ですね。プラモ歴20年ぐらいでやっと使いだしてしみじみ思っています。特に学生たちはそこまで道具にお金をかけれないと思いますし、道具を揃えるよりキットを買いたい気持ちは痛いほどわかりますが、トップコートやスミ入れペンなど簡単なモノから手を出したらどんどんプラモデル製作の腕が上がるのではと思います。昔に戻れたらいい意味でもっとガンプラを粗末に扱えと言いますね。価値あるものをさらに引き上げるためには失敗や練習がつきものですので、失敗や無駄にお金を使う勇気も人生において必要と思います。
f:id:hanagedetell5963:20200325060523j:image完成したので自作撮影ブースで撮影しました。カメラか撮影ブースのライトがクリアパーツの後ろの銀色に、あの捨てる部分が輝いて見えるので成功です。これは割と自己満足ですね。参考にしてもらえれば幸いです。
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うまく出来たと思いますし、このキットの売りは意外にも黒い事です。黒いパーツには利点があります。私の個人的意見ですが、黒は高級感がある!そして黒いパーツにはスミ入れが意味ないので不要!ということはガンプラ初めて作るし、スミ入れとかよくわからないという方がいたら黒いガンプラを買うといいと私の個人的意見です。初めて作ってうまくいかなかったら次作る気には中々なりませんので、1発目からインスタ映えするキットが作りたい人も多いでしょう。なので黒いガンプラを買いましょう。黒ければ黒いほどいいです。中二ポイントも高いのが魅力です!ガンプラを作るといっても素体がかなり大事なので、おもちゃっぽくなく高級感のある黒いガンプラはおすすめです。つまりこのキットもおすすめ出来ます。ちょっと見た目に好き嫌い出ると思いますが、自分で作ったら憎めないキットになると思います。初心者こそ是非という内容でした。

もちろんメルカリでぼったくり価格で販売してますので、興味があったら探してみてねwガンプラはメルカリやヤフオクで割と売れるので副業におすすめですw